相談実例

61「見て下さい」と言い中年男性が来る、神前に通して話を聞いてみることにした。
 聞けば自分の亡くなった親が男からダマサレて金を盗られたとのこと。それも7年くらいの間に500万円以上と言う。しかもその騙しの手口は、ほぼ毎日
郵便局から送金させ尚且つその金額は2000円とか3000円とかの金額で、この金額だけを見ればたいしたことはないかと思うが、しかしほぼ毎日であり気が
つけば1ヶ月で60000円から10万円と云う金額になってしまう。 
新手の振り込ませ詐欺である。
 
しかもこの詐欺男は同じA市にいて妻もち、子供も息子2人南阿蘇村に勤務する息子に福岡に住む息子に熊本に住む娘1人でこの娘の夫は、 なんと
熊本県警の警察官だと云う。

 そこで御神仏に聞いてみると根っからの悪党であることがわかる。
 あっちの老人・こっちの老婆などを食い物にしており騙された人数知れず皆困り果て返してもらうため訪問すると、貸主の老人が亡くなったことを幸いに
 「俺も貸している」と噓ぶき全然話にならないと言う。しかもその騙し盗った金で家族を養っていたのだから相当な悪党であることがわかる。


自分の娘婿は警察官をしていてもそんなのは知ったこっちゃないのであり、「この悪党をなんとかしてもらえませんか?」とのことである。
 そこで更に詳しく観れば最後は苦しみながら落ちていく姿が出るが御神仏はそう簡単に死なせはしない・・・・
なぜなら何度も苦しませ・苦しませながらもう死ぬのかと思わせるがそれでも死なせはせず、最後の最後まで苦しませてそのまま
熱油地獄へと突き落とす、という場面を見せて下さった。 そこで、

 「本当に人の良いお父さんでしたが相手は返す気持ちなどさらさらありませんが、死に際はこのような場面ですので、これは、今からこの男
N
子供や孫の代へと受け継がれて行き生涯・代々人を騙して生活して行きます。そして最後は火で焼き殺されるでしょう」と伝えた。

それを聞くと相談者もいくらか落ち着いたのか顔色が変化した・・・・世の中には火災や火の災いで命を落とす人がいるが、これはもしかして今回の
ような事件を引き起こした詐欺男のような先祖が身内にいるのかも知れないと思われる・・・(被害者にはお気の毒なのだが)
このような詐欺男を御神仏は許さない何度でも熱油の世界に引きずり込むのだ・・・・・・・・・人の良い老人の弱味に巧みに付け入り騙しを働く男の名
N・・・

 相談が終わると御神仏へ一心に手を合わせ祈祷の燈明をあげられ帰って行かれた・・・・・・・・・・・・・

 お湯だと温度は最高でも100度だが、油は何百度(御神仏に仕える眷属が裁く) 実例にも掲載しているように・・・