16,親子での相談、たまに何かある時だけ来る親子連れからの相談である。 「どうも最近良くない事が続きます、先祖供養もしているのですがひとつも良くありませんので見てくだ さい」とのこと。 「そうですか」と言うも以前からこうしたがいいと話していても、そうしたのかもわからず連絡も来ない人 だからこちらとしても引きうけたくはないのだが、いかんせん、お人好しと言われる性分が災いして、人 が困っているとすぐ応じるのが玉に傷で反省・・・・ どうせ他所に参りに行き答えが出なかったから当龍神堂本部にきたことは直ぐにわかる、それさえも わからずにこの仕事など出来る筈はないのだ。 神前で見てみると物を埋めているこの相談者が出現、屋敷に穴を掘り何かを埋めているではないか。 そこでこう切り出した、 「あなたは何か信仰と関わりがある大切な物を他人の馬鹿な口車に乗せられて埋めたでしょう、 神 さんが怒りを発しています。この儘では家諸共絶える結果になりますよ」と答えたところ、 「へえっ」と言いさらにビックリした声で 「どうしてわかったんですか?」とも言う。 それはわからないと仕事にならないんですよと伝えて詳しく 聞いて見ると 「家に女のおがみやが来て、どうもこれが良くないので捨てて埋めてしまったがいい」と言ってそうさせ たとの事。 なんとも馬鹿な事をさせる女がいたものだ。修行もしていない得度もうけていない狐にとりつかれた おがみ女に何がわかるのだ。 そこで すぐに帰ってから掘り起こさせ、きれいに洗い乾燥させてこちらで清めの祈祷を修法したことでその日を 境に物事が好転し、今は無事に安泰な生活を過ごされている。 17,「犬小屋の鍵をどこかで落としたようで見てもらえませんか?」との相談である。電話での相談で あるから詳しいことはわからないが「特殊な鍵なので合鍵が作れず困っています」と泣きそうな声が聞こ えて来る。 「わかりました調べて見ますので20分後にまた電話して下さい」と言い電話を切った。 そして神前に参るとこの人が車から降りる姿が映し出されている、車から降りたところはアスファルト の駐車場のようで今で云う道の駅みたいな場所のようだ。なるほど、ここに落としたんだなと云うことが わかった。 そして20分後電話がかかり、 「どこか道の駅のようなところで車を降りたでしょう、そこに落ちています、すぐ電話して行って下さい、 見つかりますから大丈夫ですよ」と言うと、 「はい行きました!土産を買うつもりで立ち寄りました、すぐ電話してみます」との返事であった。 そして10分後にまた電話がかかり 「ありました、ほんとにありました、駐車場に落ちていたのを誰か拾った人がいて受付に届けてありまし た」と嬉しそうな声で報告してくれた。 18、街占時代のこと、ひとりの男性がこちらに向かって来た。そしてこちらの顔を見ている。その考え ていることが手にとるようにわかる。つまり、値踏みしているのだ、若い男だから相談しても当たるか 心配なのだ。 何にもわからず何にも知らずここに出していると思っているのか?そして自分の上に見台を出して いる老人のところに行き、なにやら話ししている。どうせ家出だろうから聞いても見ることなど出来る 訳もなくすぐに引き返して来ると読んでいたが、まさしくその通りになった。そして言うには 「妻が家出していますがどこにいるか?いつ帰るかわかりますか?」との質問である。 人間という生き物は人や物を外見でのみ判断する、先日わざわざあんまへの道を聞いた蛙捕な 女がいたが、こちらがわからぬとでも思い腕試しのつもりでわざと聞いたのだ。これと同じで この相談者も初めから私に聞けばいいのに手相なんかで家出がわかる訳はないだろう。 「妻が家出したのはあんたが悪いからだ、と言うのは容易いだろうが、どこにいるかを聞きたいのだ」 顔を見たがすぐには帰らぬ遠方であることがわかる、しかも神戸にいると出た。そこで、 「奥さんは神戸にいます、心当たりがありませんか?」と聞いたが、わからないと言う。そこで 「すぐに手配して神戸を探して下さい、知り合いがいる筈ですから」と答えた。 それから3〜4ヶ月位経過した或る日、またこちらに向かって男性が歩いて来た、そして 「お世話になりました」と言うではないか。よく見ると先般妻の家出をみた相談者であった。そして、 「こないだはありがとうございました、やはり言われた通り神戸にいました、知り合いの紹介で仕事 をしていました」と、報告してくれた。 19、きれいな美人の相談者、「予約していた者です」とのきれいな声。 悩みがあるのだろうかと思う程明るいのは天性のものか、それとも美人故の仮面か?そして言わ れるのが「運勢をみて下さい」との事。なんのことはない腕試しですねと言いたいが、わかりました と言い神前で見ることにしたら何とローソクに火をつけようとした瞬間、色白の若い男性が出てきた。 なるほどこれは夫である、この相談者は既婚者であることがわかる。そして夫との間にトラブルを 抱え込んでいることもわかったので、 「あなたは運勢と言うが結婚していて今夫ともめているでしょう、そして今秘密の場所で働いている でしょう」と答えると、 「ええっ、どうしてわかるんですか?」との返事が返ってきた。 「夫が何にでも干渉してうまくいかなくなりお金の件も夫の借金がわかり、今私も内緒で働きに行っ ています」とのこと。 それで今後は別れになりますでしょうか?との質問に移って行った。 20,ひとりの男性からの相談である。今後仕事面はどうでしょうか?との事。 仕事ですね?と返事をしたが、既にうしろに人が子供が立つのが見える、しかも何人も・・・・・ 御神仏にお伺いして見るとなんと○○の風景が広がりその傍らには何人もの○○がいてしかも 皆俯いているではないか。 人間の行ったことを御神仏は見逃さない・・・・ 「仕事は辞めますね、そして他のところで働くことになるでしょう」と答えた。すると本人も理解し ているのか 「そうでしょうね」と言い、お礼を述べて帰って行った。 21, 「今日で山での行も終わったので今から相談いいですか?」と知り合いの僧侶からの 電話である。 大丈夫と返事をして夕方来てもらったら、なんと不動明王がついているではないか! 入山しての行は辛く苦しいものがあるがこの者には不動明王が守護していることがわかる。そこで 「聞きたいのは守護霊のことだろう」と問うと即座に 「そうです」と期待した返事がきたので、 「大丈夫だよ、余程のことをせん限りは不動明王が守護するよ!」と言うと 「そうでしたか、ありがとうございました」と言ってお礼を言われた。 過去にも帰って来ない住職がいていつまでも鍵が掛けられず困っていたが、あと12分で帰る よと答えたら、12分後ピッタリに帰ってきて感謝された。 入山し行を積み修験道に励むものには不動明王や蔵王権現が怨敵より守護しているのだ。 22, 事有るごとに相談をうけている人からの早朝の電話相談。 「子供が他人の意見にすぐ流されて困ります、何とかなりませんか?」との事。 幼少の頃はなんでもはいはいと親の言うことを聞くが、高校生ともなれば反発しだすのは当然だろう 挙句の果てに言われるままに新興宗教もどきのところにまで連れて行かれとんでもない様子。 そしてお祓いよろしく部屋にまで塩を置きお祓いの積りが痛々しいし笑える。 大切な塩など修験道では使いませんよ、悪霊が塩で退散すると思う頭のおかしさ? それと年に何人かは変な質問をしてくるのがいる。こちらの都合も考えぬ、それは厚かましい女が多い。 こちらがわざと答えないでいるのに知らないと思うらしい点も女の浅はかさなのだよ。 今回の件ダラダラ話されても忙しいので「とっておきの方法」を教えて電話を切った。 近々報告があるだろう・・・ 23, 予約無しの突然の来堂、先客がおり1時間ほど待ってもらい相談を引き受けた。 「実は子供が出かけてくる、と言ったままもう1週間も帰らずどこに行ったか気がかりです。どこでどうし ているのかわかりますでしょうか?」との質問である。 近年このような件が増えている。何でもある世の中危険とも背中合わせの世の中である・・・ そこで御神仏にお聞きしてみると、福岡にいて女と一緒に過ごしているのが見えてきた、そこで 「子供さんには女性がいてその人と過ごしたため帰れなくなっていますが」と答えたら 「女性ですか?いる筈ないと思いますけど?」との返事をされ意外であったが、構わずに 「1週間ほどすると帰るので大丈夫ですから、安心して待てばいいですよ」と答えた。 それから2週間ほどして別の件で来堂された折 「こないだの子供の件ですが言われた通り福岡に行っていました、そしてやはり女性がいました」と 的中したことを報告された。 女性の事は親さえも知らなかったと言われた・・・・・ 続きを読む 「結果こそが真実を証明する」 戻る |