38 来堂される相談者の人にも様々な考えを持たれてる人も多い、もちろん信じて来堂される人ばかりであるが、中にはそうでない人もたまにいる。そう云う人に限ってこちらの考えが伝わらず、また御神仏にお聞きしても難しいことがある。従って、こちらを信頼される人だけしか相談には応じていない。お互い時間の無駄になることは必要としない。 今回の相談はいつまでも病気が治らないと云う県外の人からのお質ねである。 「医者通いを始めてもう2年にもなる」と言う。そしていろんなところでも見てもらい言われた通りにしてみたが効果がなく 「友人から聞いてこちらへお電話して見ました」との電話である。 来れないか聞いてみたら遠方なので出来ればお電話で、との事で、おうけしてみることにした。 御神仏に伺ってみると、昔祀ってあった祠がありその横にあった木が切り倒されて行く場面が出現した、なる程この人は業者であり、仕事で御神木と思われる木を切り倒していることがわかる。そしてその祠は今はないのでこの人にはわからなかったのかも知れない。 1時間後にかかってきた電話でお知らせをそのまま伝えると、びっくりしたようで 「はい、昔切りました確かにその頃から身体の具合が悪くなりました」との答えが返ってきた。御神仏に関わる因縁は深い・・・・ そこでこのサワリを取る修法を行い本人にも○○○を○○とするよう伝えた。 医者に行くのは当然であるが他で見て貰って無駄な日を過ごしたと言われた。 それから2ヶ月経ったある日「良くなりました、ほんとにありがとうございました!来月お伺い致します」とのお礼の言葉が聞けた・・・・ 39 人は今が幸せと思えばその幸せはいつまでも続くものだと思い更にそれ以上の幸せを求めようとする。 仏教の言葉に「人はすべての欲望を満たしたとしても本当に満足することはない」と説かれている。 今回の相談は 「事故や人から因縁をつけられたりすることが多くほんとに困っています」と男性、一度来た人である。他所で見て貰っていたのであるが本人曰く 「3年間も相談していましたが少しも良くならずなんとか助けて下さい」と言われる。 確か前回方法を伝えていたと思うが的中していた為また来堂したようだ。方法を伝えてもその相談者が実行しなければ、何にも効果はないが。 言われる儘御神仏にお伺いしてみた。すると凄いものが出現、お墓が○○○して大変な状況になっているではないか。これは悪霊障である、すぐにこの霊障を断ち切りこの相談者を守らねばならない。故に○○を○○して続けることにした。 信じる人は良くなるのも早い。それこそが救いでもある。そして変化があったら直ぐに連絡をして貰うように話して修法を続けることにした。 効果は覿面翌日の明け方枕元に人が現れたと言う・・・・それ以来悪い事が起こらなくなったらしく「毎日元気で運転しています」とお礼の報告を貰った・・・・・ 40 「どうしてもお願いしたいことがあります」と、電話での相談である、雨の日の早朝のことでもあるし、かなり深刻でありもしかして昨晩は寝ていないのではないか?との気持ちがよぎる。入金確認後詳しく聞いてみるとやはりそうであった。 ○切りの相談である。 人間の心は難しいものであり人、様々でもある。それなりの理由もない祈祷など応じてはいないが、理想ばかり振りかざす宗教では何ひとつ解決はしないのだ。現世利益を謳い求める者あればそれに応えるのも当祈祷院の役目であると考える。 神前で見てみるとこの相談者の行く先・仕事・交際ことごとく妨害邪魔となっているのがわかる、そして今は、粗末になった侭の古いお札が何体も放置された侭であることも見える。よってそれらの事を浄めるとともに○切り祈祷を修法した。 来れない人には写真を送ってもらうことにしているが、その写真も届いた。 それから早2ヶ月が過ぎていたある日、電話がかかり 「成就しました、御蔭で○が切れました相手が別○○に動いて行きましたお世話になりました」とのお礼の電話を貰った。 41 「明日いいですか?」との電話である。予定を見たが空いてないので翌週の予約できてもらうことにした。 当日来堂されての開口一番、「とにかく運が良くない、色々しましたが何も変わらないし、祈願や祈祷もしましたし、あるところでは得度すれば必ず良くなるからと言われ得度のことも良くわからない儘しましたが何ひとつ変わりません」と言う妻と夫・・・・・・・・ しかし何か気持ちが入らないのはなぜか?この夫婦の因縁は深い・・・・親身になって相談に乗ると酷い目に遭うことがわかる・・・・ だが仏教では来る者拒まずであるが、しかし現実はそんなに甘いものではない、わかってはいるが頼まれるとついついである。 そしてこの相談者思いがけない言葉が飛び出した。それは、他の寺院に相談に行っていたら住職から迫られ大変な目に遭わされた と言う、そして自分になびかない為不動尊に祈祷してなびかせる等と捨て台詞まで吐かれたと言う(家庭持ちの妻なのであるが) なんと酷い僧がいるものだ、エロsou どこでも知らずに行けば酷い目に遭わされる見本だし、悪病魔に憑依されての因縁もあり、 流石に信頼関係もなさそうで乗り気がしないが○○○より来た事でひと通り修法してみた。しかし重い・・・・・石を抱えるようだ・・・・・ どんな人でも個人個人の事情はある筈であるが、こちらに対して考え方が違う場合、或いは考えが合わない場合は無理であるし、 やはり最初の霊視通りにしておけば良かったが。結果はこちらへの酷い悪口まで吐かれる始末であった。根が深すぎる因縁は短期間では変化しないし御神仏が罰を与えている者には祈祷もそれなりに時間がかかるものだ。こちらは他所の生活に窮した占い屋みたいにガツガツしなくてもいい。 今回の件は、最初から信頼関係が無い相談者には通じない実例となった。 42 何としてでも出世したい、是非とも上に立ち人を見返してやりたい、と思うのは男性ならば一度は思う事なのかも知れない、それはまるで芸能界に憧れる少女のように・・・・・・・ 今回の相談はそんな野望を持つひとりの男性からのものである。 何回か仕事の相談で来堂されその都度御神仏の助言をしていたがある日 「どうしても頂点に立ちたいのでなんとかお願いできませんか?」と言われ、こちらも何度も来堂されておりなんとかなるのではないかと想い大聖歓喜尊天へ祈祷をお願いすることにした。 この神さんはどんなお願い事でもお聞き届けて戴ける有り難い神様であるが、しかしその本人の態度が悪いとお聞き届けは出来ないだけでなく厳しいことが起きる神でもあるのだ。ただ御利益は他の神とはくらべものにならないほど強力なのである。 本人も一所懸命祈り続けること半年が経過したある日 「知り合いがいる○○○○県に引越すことになりました」と言って来られたのでこれは兆しと読んで賛成し送り出したのであった。 それからまた半年が過ぎ電話がかかり出てみると、この相談者からであった。そして言われたのは 「今度会社の代表者をすることになりました、願いが叶えられました。ありがとうがざいました。」との報告であった。 勤務していた会社の社長が突然退くこととなりこの相談者に白羽の矢が立ったのである。 願いは叶えられたのである、代表者と言えども楽ではないが取り敢えずの願いは叶えられた事例であった。直ぐ様歓喜尊天へ お礼の御報告をしたのは言うまでもない・・・・・・ 43 「ご相談があります、みてもらえませんか?」と丁寧な電話がかかる。そこで予約してもらい来堂時間を伝えた。 来られて開口一番「毎晩寝ていると部屋に誰か入ってきて胸が苦しくなり息ができなくなります。占いに聞ききに行きましたがあなたの気のせいよ、と言われました・・・・・ 今日は友人から紹介されてここに来ました」と悲痛な訴えである。 だがその時にはこの相談者の足元に男の霊体が出現しているのがわかる、 そこで 「わかりました」と言い、すぐに御神仏にお聞きしてみると、なんと、床板を一枚剥がして若い男が部屋に這い上がってきているのが見えた。 この一人暮らしの女性にとっては恐怖であり、このような怪奇現象を雑占屋や占い屋、姓名判断、手相、風水屋に聞いても分かる訳がなく明確な答えなど得られることもなくその人の大事な人生の妨害をされるだけである。 そして御神前にてこの霊体の降伏祈祷をし、またこの人への御神仏守護修法もしたら、「軽くなりました」との声が聞けたので、「帰ってからもうひとつの方法をしてください」と伝え○○を告げた。 それから2日が経過しても連絡がなく、気になったが連絡を待っていると電話が鳴り出てみたらこの相談者からで、 「良くなりました、次の日から何にも現象が出なくなりました連絡が遅くなりすみません、ありがとうございました」と明るいお礼の電話があった。 紹介された人も信頼されて紹介されただろうし、この相談者も信頼されて来堂したことで全てがうまく運び御神仏の力を戴けた良い相談実例になり安心した。 44 「家を見てもらえませんか?」とのことで、出かけて行くことにした。前々から依頼されていたが時間がとれず今日になった。 着いて話を聞いてみると「私も息子も運が良くないのでこの家が原因ではないでしょうか?」と言われる。しかし、採光は東にあって同様に出入り口があり整っていて安心だが店舗の入口が北になりこれは弱点、しかし家族すべての運気を破るとこまでは行かず、それよりもこの家には亡くなりし兄弟姉妹の霊体が供養しきれず想いを伝えてくる・・・・・ そして壁を見れば、どこかのお札が貼ってあるので聞いてみると近くのお寺からお祓いをしてもらったとのこと、 「見に来てもらったがお祓いしときましょう、と言われたのでしました」と言われる。しかし、この兄弟姉妹の霊体のことなど分かる訳がなくお祓いだけで全て解決するなら祈祷師や行者はいらないのだ。そして そのお祓いをした寺に知り合いが相談をして聞いたら以前は霊の話は迷信と言っていたのに今度は先祖の霊が迷っている、と 伝えたとのこと? いつから方針転換したのか?わかりもしないのに霊能者の真似など神罰ものである。 そしてこの家の兄弟姉妹の位牌を作りご供養することを話してこの家を後にした。 この相談者も他の一部の人のように、悪いことがあるとなんでもかんでも家・家相のせいだと思うようであるが気にすることはない。 どんなに完璧な家相だと言ってもそんな家などできる訳がないのだ。それに土地さえも同じ事だ完璧に吉相の土地等この世には存在しないのだ。そんな事よりも本人の物の考え方や生活態度を改めて行けば霊障害で無い限りは今よりも10%は良くなる筈だ。 今回の相談ご供養と、この霊体の淨霊を行いまた○○○を修法した為か、息子は就職できこの母親も願いが叶えられたと言う お礼の挨拶をしに来られたのは粉雪舞う歳の暮れであった。 45 相談実例1〜 |